研修動画の販売について反省とこれから
ユアーズプロの吉住です。
なんだか久々の投稿ですね。少し前の話ですが、弊社は研修動画とテキストの作成を行っておりました。時代の流れに・・・という訳ではなくお客様からのリクエストで作成に至る、という弊社らしい何とものんびりした感じでスタートしました。とは言うものの内容に関しては妥協することなく基本に忠実なものを丁寧に心を込めて作って参りました。新入社員の方からリーダーの皆様まで忘れかけていた基本動作や知っていて欲しいビジネスマナーなどを盛り込んでおります。テキストもなんと70ページ近くになりました。
ただ・・・動画作成から販売までの道のりが何故にこんなに時間がかかったのかというと。これは私の偏屈さと、はてな？？がクリアになっていなかったからなのです。結構な時間とお金をかけています。にも関わらず・・・。
以前より人材育成はリアルであることが何よりも大事であると思っていました。（これは今でも変わりません）目の前にいる一人一人の呼吸の深さや眼球の動き、字の書き方一つで大抵のことは伝わってきます。「この子、会社辞めるな」などは経験上一瞬で分かったりします。そこが弊社の強みでもあります。だからこそ、リアルでもなく、かつ一定のルールや決まりごとに基づいた研修動画の作成には中々積極的になれずにいたのだと思います。（自分で意志決定したのに）
しかしこのコロナ禍の中、考えを大きく変えさせてもらう経験をしました。繁忙期である4月前半は何とか乗り越えたものの、それ以降の仕事は激減しました。こんな時こそリモートで研修！！動画の販売！これももちろん考えましたし、有難いことにご要望も頂きました。でもでも、今じゃない今じゃないんだ・・・今やっても本当の意味で結果には繋がらないんだ・・・という思いがグルグルと回っていました。明日リリースする、やっぱり止める。この繰り返しで制作会社の方にもご迷惑をおかけしました（相変わらずです）
そんな時に一本の問い合わせがありました。とある学校の教頭先生からでした。入学したての学生に教育の機会を与えられない、何か映像や教材など販売していないでしょうか？と言った切羽詰まった問い合わせでした。その後、企業様からも「力を貸して下さい」と同じ様なお問い合わせを頂きました。どのような状況であっても教育の手を止めないで進もうとする方々の姿に感動すると共にとても反省しました。
教育を必要としている方々の事をもっともっと考えるべきだったと、自身の傲慢さを痛感する出来事でもありました。まだまだ遠慮がちではありますが、動画とテキストの販売を開始しております。全てデータでお渡ししています。ご興味のある方はお問合せ下さいね。
必要なところに必要な教育を。もう一度顔を洗って出直してきます！
必死に撮影（普段は経理のスタッフです笑）
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